私たちとラオス
私たちのコーヒーが作られるラオスと共に、私たちの背景をお伝えします。
生産国ラオスの現状
私たちのコーヒーが作られるラオス北部では、生産者の暮らしとコーヒー栽培について、とにかく問題が山積みです。その根底にあるのは、外貨獲得のための焼畑農業や大規模なインフラ整備による森林の減少です。
森が少なくなることによって土の力が弱まり、雨が多い時には洪水が、逆に少ないと干魃が起こります。
かつては豊かな森に囲まれた「貧しくも飢えのない国」と呼ばれていたラオスですが、気候変動と森林の減少が相まって農作物の収量もままならず、村人の暮らしを脅かしています。
そして、焼畑農業やプランテーション化までして作ったゴムやコーンは、とても安い価格での流通となり、それだけで生活を続けていくのは非常に厳しい状況です。
「森に植える」コーヒー
CHIMNEY COFFEEは、基本的に森を壊すことなく、「森に植える」コーヒーです。 農薬も一切使わない完全な自然栽培です。
コーヒーは直射日光に弱く、上質なコーヒーを育てるためには、日陰を作る背の高い木の存在が必須。つまり森の中こそ良環境なのです。コーヒーは森の恵みで育ちます。
森を壊すのではなく森を蘇らせつつ、収入も安定して増える。そんなコーヒー栽培に生産者達は一縷の望みを託しています。
コーヒーを生産者から正当な対価で買う、買い続けるということが、どれほど現地の方達を支えることになっていることでしょう。
そしてCHIMNEY COFFEEの売上の一部は、ラオスの支援に継続して充てられます。